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2016浦安三社祭~氏子神輿「入船会」~

2016年6月21日 高梨健太郎

平成28年6月17日~19日まで浦安三社が開催されました。

私は豊受神社の氏子神輿の1つ、猫実一丁目地区から出ている「入船会」に参加しています。

2016三社祭

入船会

 

3つの神社(稲荷神社・清龍神社・豊受神社)が所有する宮神輿とは違い、氏子神輿は地域の有志の皆さんが2ヶ月~3ヶ月前から無償で準備をします。

お祭りの2ヶ月ほど前から寄付の受付もはじめます。
私の会社、株式会社協同住宅は入船会の寄付受付所にもなっていました。

ご寄付を頂いた方にはお返しに手ぬぐいをお渡しします。
最終的には270名の皆様方から500万円弱の寄付金が集まりました。
行政などからの支援は一切無く、地域住民が自らのお金で、自らの労働力で1から作り上げるのがこのお祭の良いところだと思っています。

準備のために道路に提灯を飾ったり、公園の中に神酒所を作ったり、当日は食事の準備をしたり、買い出しに行ったり。そして神輿が動き出せば、その後ろで飲み物を運んだり、他の人にご迷惑にならないように交通整理したりとその全てがボランティアです。

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そしてお祭が終わった翌日には朝早くから片付けを行い、ほぼ1日で全ての撤去が終わります。

地域外から担ぎに来られる皆さんもその点をよく理解されていて感謝しながら担いでいます。

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お祭の3日間は毎回、様々な皆さんが参加されます。

普段は全く接することの無い職種の方や年齢層の違う方などが集まります。中には見た目が怖い人も多く参加されていました。でも、みなさん情熱的!楽しくて熱い方々です。

最初の頃はお話しすることも無いのですが、
3日間通して参加していると正に「同じ釜の飯を食う」と言う言葉の通り、一つの目的を果たすために共に担いだ仲間となっていきます。

最後の3日目の夜、全てが終わった後に笑顔で「お疲れ様でした」「4年後も宜しくお願いします」と労いと挨拶を交わす時は、感慨深い物がありました。
「三社祭」は賑わいがあるイベントという意味だけで無く、地域の皆さんや普段会わない地元の同級生、そして4年に一度だけ会える仲間と心を通わすことの出来る、本当に楽しみなお祭だと言う事を今回も感じることができました。

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書いた人 高梨健太郎(宅地建物取引士)

代々浦安在住の地元っこ。浦安のことで語れない話はない。