さて、フラットの金利も低金利が続いておりますが、
今回はどのようにフラットの金利が決まっているかお話しましょう。
最近の金利動向はどうなっているかというと、
昨年の2月に最低金利1.37%をマークし、
それからは、じりじり上がったり下がったりして、
現在は1.48%となっています。
金利はどう決まるのか?
まず、第一に影響するのは、
「国債の10年新規発行のものの利回り」です。
2月時点に日銀によるマイナス金利政策の影響で、
利回りは0.05%となっております。
それから「住宅金融支援機構債」も発行されていますので、
そちらの利回りも影響してきます。
それらに、経費などを上乗せしたものが、フラット35の金利となります。
民間金融機関の金利は、
*「短期プライムレート」に+1.475%した基準金利から優遇金利を
お客様によって変化させています。
最近では、
民間金融機関も金利の10年固定や変動金利を軒並み下げる発表をしていますね。
来月のフラットの金利も、
「昨年の最低金利を更新する」と言われています。
期待大ですね。
このマイナス金利政策も正しいのか正しくないのかは、
後年になってみないとわからないですね。
少なくとも、住宅を購入する人にとっては、買いやすい状況です。
おそらく購入者も変動金利から固定金利にシフトしていくのではないかと思います。
*「短期プライムレート」:銀行が最優良の企業(業績が良い、財務状況が良いなど)に貸し出す際の最優遇貸出金利(プライムレート)のうち、1年以内の短期貸出の金利のこと。