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浦安と住まいを探求するうら・ラボ


4年に一度。2016年は浦安三社祭の年

2016年6月4日 高梨健太郎

浦安で普通、お祭と言えば毎年行われる「浦安フェスティバル」や「市民まつり」の事を指すと思います。

でも夏期オリンピックの年、そう4年に一度は違います。

浦安で祭といえば「三社祭」です。

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浦安には3つの大きな神社(清龍神社・豊受神社・稲荷神社)があり、
地域毎に各神社のお神輿が市内を練り歩きます。

その神社の神輿の後ろに氏子神輿がついていきます。

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全部で80くらいのお神輿がでるのでは無いでしょうか。

私は40歳を越えますが、私が物心ついたときには参加していたので歴史は古いと思います。

父によると、昔はこのお祭り毎年開催されていたそうです。
でも荒い祭りだったため一度中止となり、その後4年に一度という形で復活したと言っていました。

正確な話かはわかりませんが浦安では一番大きな祭りだと言う事は間違いありません。

運営は寄付で賄われています。

ですからゴールデンウィーク明けの浦安市内では寄付をしてくれた人の名前が載る木札があちこちに出てきます。

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私の会社も町内で運営する氏子の寄付の受付場です。
そして寄付の受付が始まると公園や駐車場などに寄合所となる神酒所(御酒所)が設営されてお神輿の通る道は飾り付けされます。

運営する人はすべてボランティアで日曜日ともなれば相当の人が集まります。

各神社の宮神輿は5基です。

豊受神社が二基、稲荷神社と清瀧神社それぞれ一基所有しています。

今年は6月17日(金)に各神社にお神輿を持っていき、入魂祭が行われます。

ここで神様にお神輿にお入り頂きお祭はスタートするわけです。

翌日18日(土)と19日(日)は市内を練り歩き、最後にまた神社に戻り神様にお戻り頂いて終わるという形です。

市内を練り歩く際は、各神酒所に立ち寄り休憩しますが、その際には飲み物や食事が振る舞われます。

またお神輿のルートも大通りだったり駅前だったりするので普段ではまず見られない光景が続きます。

お祭りも大変楽しみですが、
個人的にはこのお祭の一番の楽しみは、4年ぶりに疎遠だった友だちに会えることです。

それと普段は中々交流のない近所の人たちにも交流が持てると言う事も、その場所で住み続ける私にとっては良い事だと思っています。

「同じ釜の飯を食う」という言葉がありますが、正に4年に一度は同じ釜の飯を食うわけです。

参加したことの無い方からすれば入りにくいとは思いますが、見るよりも参加される方がより楽しめますし、様々な人と交流出来る場でもありますから是非参加して下さい。

ただ参加する際には礼儀とルールは多少なりともありますので、服装などには気を付けましょう。

また見にいらっしゃる方々にも知っていただきたいのは

・「お神輿は上から見てはいけない」というルールと

・普段着での飛び入り参加は慎んだ方がいい

という点です。
普段の靴で飛び入り参加してしまうと、靴がお神輿を担いでいる人の足袋の足を踏んでしまい、ケガをしてしまうのです。
お神輿は、担いだ時点で必ず誰かに踏まれますし、だれかの足を踏んでしまいます。そこは注意して下さい。

それとわたしの経験でいうと足袋は底にクッションが入っている物が良いです。普通の足袋だと非常に疲れます。

この時期になると市内の商店街ではお祭りグッズを販売し始めます。

興味のある方はチェックしてみてください。

浦安三社例大祭HP

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書いた人 高梨健太郎(宅地建物取引士)

代々浦安在住の地元っこ。浦安のことで語れない話はない。